最後にもう一度、院長の村井よりメッセージを伝えさせていただきます。

今回募集している歯科医師の先生には、新たに当院に来院する患者さんはもちろん、今までに私が担当してきた患者さん、今までであれば私自身が担当すると判断してきた患者さんも、積極的に担当してもらおうと思っています。

こうして私が担当してきた患者さんを診てもらう先生を採用したいと考えている理由のひとつには、私も60歳を迎え、私自身が培ってきたことを後進の先生方に伝承していきたいという想いが強くなってきたこともあります。

実は私がこれまでの歯科医師人生の中でずっと興味を持ち続けてきたテーマのひとつに、「人に教える」ということがあります。元々は大学教授を目指した時期もありましたので、そもそも「人に教える」ということが好きなのだと思います。

そんな私が大学の道ではなく開業医を目指したのは、大学に勤務していた時にとある町の公立病院に口腔外科担当医として赴任したときのことがキッカケでした。

その公立病院では、口腔外科とは名ばかりで、毎日のように一般歯科治療ばかりをやっていました。元々口腔外科が専門ですから抜歯は難症例でも対応できましたが、その後インプラントや義歯などの段階になると、意外と思ったようにうまくいかなかったのです。

こんなふうでは患者さんのためになっていないと感じ、また根っからの負けず嫌いな性格もあって、「これはなんとかしなければ！」という想いが強くなり、それからさまざまな勉強会に参加するようになりました。

そこで出会ったのが、総義歯の勉強会です。義歯を設計するにあたっての新しいアプローチ法を手に入れた私は、さっそく総義歯の患者さんはもちろん、インプラントの症例でもそのアプローチ法を応用して、患者さんの治療にあたるようになりました。

すると、良い結果が出るようになってきて、それに関してはとても満足できたのですが…

今度は「見た目をもっとよくしてあげたい」という、私の新たな欲求が生まれてきます。噛めることでこれだけ喜んでもらえているのだから、見た目が良くなったらもっと喜んでもらえるんじゃないか？と考えたのです。

となれば、当然のように次は審美の勉強にハマっていくことになります。その時期の経験によって、おかげさまで専門の口腔外科だけでなく、補綴や審美のスキルも大幅に向上することになりました。

で、そんなときにふと「実は大学よりもこっちの道のほうが合っているんじゃないか？」と思うようになり、開業という選択をしたのです。

むらい歯科を開業してからこれまで、ご来院くださっている患者さんは私の考えに共感してくださる患者さんばかりで、そのおかげもあって開業してからは本当に順調な医院経営をしてくることができました。

でも、そんな私にはずっと「インプラントと義歯に関してはこれだけできるようになったけど、まだ顎関節や矯正まで含めた『包括的な歯科治療』ができているわけではない…」という想いがあり、歯科医師のプライドにかけて何とかしたいと考え続けてきたのです。

そして、ようやくさまざまな環境と条件が整い、むらい歯科でも2年ほど前から『包括的な歯科治療』に取り組み始めました。（特に当院が現在手がけているインハウスアライナー（第5世代）は、日本のイノベーターです）

ようやくここまでたどりつくことができて、本当に充実した毎日を過ごしていますし、歯科医師という仕事の喜びを感じ、歯科医師になって良かったと感じる日々です。

でも、その分だけ、日に日に私の忙しさも増してきました。毎日が忙しさに追われるような状況になってきていて、私の患者さんを診てくれる若手の先生、私の培ってきた技術を直接教えることができる若手の先生を採用したいと考えるようになったわけです。

むらい歯科をひと言で表現するとしたら、『常に成長し続けている歯科医院』という言葉がピッタリだと思います。

もしあなたも「そういう環境の中で、自分自身も常に成長し続けていきたい！」と考えているとしたら、ぜひ一度お話してみたいと思っています。

まずは、見学だけでもOKです。

あなたからのご連絡を楽しみにお待ちしております。